ペルフェット(PERFETTO)?
よくよく考えるとペルフェットはそこまでメジャーではないかもしれないので簡単に紹介を・・。
ちなみに私は今回2足目です。
1985年に千葉県に創業したビナセーコー社はグッドイヤーウェルテッド製法をはじめとして、マッケイ、ボロネーゼ、ノルベジェーゼ、ハンドソーンウェルテッド製法まで幅広く手掛ける実力メーカーとして名を馳せています。これまで大手靴メーカーや有名高級靴チェーン向けのOEM生産を行っており、作りの確かさや造形の良さは業界内でも評判でした。PERFETTOはそのビナセーコー社が2006年にリリースしたオリジナルブランドです。
購入場所
ワールドフットウェアギャラリー(WFG)
ペルフェットを売っている場所は割と限られています。
ワールドフットウェアギャラリー、クインクラシコ丸の内店、阪急メンズあたりが代表的なお店でしょうか。
以前はあったと思うのですが、少し前に伊勢丹新宿に行ったら無かったように思います(あったらごめんなさい)。
WFGには行ったこと無かったですが、宮城興業、オリエンタルなど国産メーカーの靴がたくさんありました。
後から知りましたが、アーチケリーもあったのですね。
ここのVチップが少し気になっています。
値段
56,800円(税込)
安くはないのですが、ここまで足に合うなら高いとは感じませんでした。
木型791
店員さんから聞いたのですが、この靴は私のような甲が薄い人に大人気だそうです。
確かにここまで甲が低く、幅が狭い靴はそうそう無いように思います。
少なくとも保有している山長の友之介、試着したカルミナのRAINやDEIAよりかは攻めています。
あまりやりすぎるとトンガリ靴のようになってしまうと思うのですが、そうならない絶妙なところですね。
開封の儀
と言ってもヴィンテージスチールをつけてもらうためにもう開封済です。
サイズは7.5です。
三陽山長もスコッチグレインもこのサイズになります。
PALATINO18というモデルのようです。
じゃーん!
カッコいい・・!というかこのアッパーからトゥにかけての鋭角さがすごい。
私の足は甲低幅狭なので、フィットする靴が限られます。
ただ、これを試着した時はジャストフィットで驚きました。
三陽山長の友之介と同じような感じ・・いやそれよりもフィットしている印象でした。
そして、驚きなのはこの靴のタンナーはイルチアです!
6万以下でイルチアってないんじゃ・・アノネイ、ワインハイマーなら見ますが。
エイジングが楽しみです。
きめ細かい。
写真だと伝わりにくいですが、トゥとアッパーのサイドは絶壁です。90度なのではないかというほど。
通常もっと緩やかな印象です。
逆側も絶壁。。
トゥの大きさが絶妙です。
これより大きいと大きく感じるし、小さいと違和感を感じる小ささだと思います。
個人的にはベストです。
ただ、ここだけ撮るとすごいロングノーズに感じますね。
甲がだいぶ低いです。
持っている靴の中では明らかにこれが1番低いですね。
踵もだいぶ小ぶりです。
踵が緩いと歩いていてもついてこないので、
ヴィンテージスチールです。
レザーソールはすり減るのが異様に早いです。
1回よくわからず、つけなかったのですが、数回でだいぶすり減っていました。
それ以降、必須にしています。
三陽山長との比較です。
右が三陽山長の友之介、左がパラティーノです。
結構違いますね。買った時は似ている?と思いましたが、全然違います。
1番の違いはアッパーからトゥにかけての鋭角具合でしょうか。
2足並べると友之介がロングノーズに見えないような・・。
それ以外にも甲の高さ、履き口も結構違います。
いずれ比較記事を作りたいと思います。
所感
これを履ける人はだいぶ限られるような気がしますが、人気木型だそうでそういう足の人が増えているのかなと。
大変満足な買い物でしたが、実際に履かないとなんとも言えませんね。
三陽山長はラバーソールにしたので、最初からある程度ソールは反り返ってくれました。
でもパラティーノはレザーソールですから、馴染むのに時間がかかります。
馴染んだ時のフィット感は最高ですが、それまでにどれぐらいかかるか・・踵が心配です。
マメができないことを願いますが、、まあ無理でしょう。